創業者ブログ

 
　少し前ですが、大変うれしいことがありました。
ネットで知り合った方がわざわざ会社へ遊びに来てくれました。
滋賀県に住んでおられる「ひでさん」です。



とてもきれいにレストアされたバイクです。



メーターを含め、すべてレストアされています。

初期モデルはレンズとケースがプラスチックですが、
Ｂ１からガラスとスチールに変更されています



私の知る限り、Ｂ１には３タイプあるようです。
「ひでさん」のＢ１は最後期タイプだと思われます。
円形ヘッド、８段フォークブーツになっています。

馬蹄ヘッド、１４段ブーツのものが最初期だと思われます。



私は個人的にＢ１の流れるようなタンクラインが好きです。



Ｂ１はジュネレーターケースとキックアームが初期モデルと異なります。
ジュネレーターケースロゴはエンブレム式になります。

その他、大きな違いはエンジンが2枚ヘッドになること、
キャブエンジン側の取り付けがバンド留めになることなどです。



リヤサスと鉛筆マフラーは初期モデルと同じです。



Ｂ1から燃料キャップはキー式になりました。



ラジエーターキャップのリッドの材質が金属からプラスチックに変更されています。
リッドを留める形状とステーも初期モデルと異なります。



Ｂ1からフロントがダブルディスクになっているので
マスターシリンダーがあります。

オイルの見えないこのタイプはＢ１のみとなり、Ｂ３から形状が異なります。



キャリパー形状はＢ１はこの形ですが、Ｂ3からやや形状が異なります。



初期モデルとＢ１のホーンは縦筋の入ったタイプで、
この部品もメーカー欠品です。

たまにヤフーに出品されるとブレークします。



初期モデル同様、鉛筆の連結マフラーです。
見事に再メッキされています。



リヤフェンダーは補給備品ではなく、
当時物を再メッキされているようです。

リヤサスは社外品だと思われます。



シートはＧＴクラブのマスターさんが持っておられる純正品から型取りしたものだそうです。

見事に再現されています。ほぼ純正品と変わりありません。

とてもきれいな「ひでさん」のＢ１をみて嬉しくなりました。
どちらかというと、私はカスタムされた個体より、
オリジナルを生かしたバイクが好きです。

すばらしく見事なＢ１だと思います。
Ｂ１のことはあと１度書きますので、
よろしかったら読んでみてください。